ふじむらたいき、人生、きれいごと

140字では語りきれない言葉もある。

自殺を選択するリスク

 

 

100人以上の自殺志願者の声を

高校生の時から直接聞いてきた。

全文はコチラ ↓

 

fujifujizombi.hatenablog.com

 

 

 

【目次】

生きる事に価値はある?

自殺という選択肢

逃げる選択肢

自殺を選択するリスク

自殺の誤解

自殺の否定は生きる事の肯定

僕の選択肢

 最後に

 

 

 

 

 

自殺を選択するリスク

 

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では、自殺という選択肢は

凄くいい選択肢なのか?

僕はそうは思わない。

 

志願者の話を聞いていると

自殺を選択する時に陥っている

3つの状態を自覚していない場合が多い。

 

 

《選択肢を知らない》

 

自殺は1つの選択肢という事は認めるが、

若い人が選択するのはあまりお勧めしない。  

未成年保護や少年法が日本にはある。

例えば契約行為などは制限されている。

なぜか?

“知らない”につけ込んで

詐欺同然の行為などを防ぐためなど、

【若者は間違った選択をする】前提で

国はこのようなルールを決めている。

 

つまり

経験不足は

賢い、賢くない関係なく

選択肢が少ない可能性が高いのだ。

 

自殺という選択肢が

最善に思えても

ただ、単純に他の選択肢を

知らないだけかもしれない。

 

若い人に限らず

こういう場合はよくある。

 

もちろん、

知らないのはダメという話ではない。

“知らない” “他の選択肢がある”

このことを自覚するだけで

見えてくるものがある。

 

若者の人間関係で悩んでる場合は

特にこの状態に気をつけよう。

 

 

好きな人とひどい別れをして

死にたがっていた人と話してて

ずっと苦しんでいたが、ある時、

ジャニーズにハマり一気に状況が変わった。

 

ジャニーズ好きという繋がりで

その後、一般男性と付き合うようになって

結婚して子供が産まれた。

 

 

 

 

《他の選択肢が見えない》

 

社会人で一番多いパターンはこの状態だ。

 

科学的にも立証されているが

 

人は追い込まれると(余裕がなくなると)

他の選択肢が見えなくなったり、

 

辛い状況が続くと

その状況が当たり前に思えたり、

 

特殊な環境にいると

正常な判断が取れなくなったり

 

錯覚に陥り1つの判断が正しく感じたり、

 

この状態はかなり難しい問題だ。

 

見えなくなってる事に

自ら気づけないのだから。

 

自分の状況を定期的に

問題意識があるなし関係なく

確認する習慣を

用意していてもいいかもしれない。

 

自殺志願者の親が

相談してきた事もあった。

その親に志願者本人の

行動(自殺)を否定するのではなく

楽しみながは自己分析するような提案を

いくつか伝えた。

その後、何度か話していくと

子どもが自分の状況に気づいていくに連れて

親の声が届くようになってきた。

   

 

 

 

《選択し直せない》

 

自殺における最大のリスクは

個人的にここだと思っている。

 

最初に伝えた通り

生きてる限り選択し続ける事が出来る。

過去に戻る事は出来ないが

新たな選択肢を選び続ける事が出来る。

 

自分の意志でたくさん

選択肢を選ぶ事も可能である。

 

しかし、唯一

自殺という選択は

そういう選び直しが出来ない。

 

やり直さないという決定は

今後どのような

ステキな選択肢が現れても

選ぶ事のできないもったいなさがある。

 

人生に正解はない。

それなのにやり直しできない選択を

選ぶのはリスクが高い。

 

そして、そういう事を考えず

どこかゲーム感覚でその選択肢を

選ぼうとしてしまってる人もいる。

 

 

僕に相談してきた人で

病院に運ばれた人がいる。

 

自殺しようとしたが

いざ、してみたら思った以上に

怖くなって

自ら「助けてください」と連絡した。

救急車を呼びつけた。

 

命は無事だったが

当然、死ぬ可能性もあった。

 

自殺という選択を

やっぱりやめたいと思い直しても

そのまま死んでしまう事もある。

 

 

 

 

100人以上の自殺志願者の声を

高校生の時から直接聞いてきた。

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