ふじむらたいき、人生、きれいごと

140字では語りきれない言葉もある。

自殺の誤解

 

 

 

100人以上の自殺志願者の声を

高校生の時から直接聞いてきた。

 全文はコチラ ↓

 

fujifujizombi.hatenablog.com

 

 

 

【目次】

生きる事に価値はある?

自殺という選択肢

逃げる選択肢

自殺を選択するリスク

自殺の誤解

自殺の否定は生きる事の肯定

僕の選択肢

 最後に

 

 

 

 

 

自殺の誤解

 

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自殺という選択肢について考えてきた。

 

その他にも

自殺について話題になるのが

 

自殺の原因についてだ。

 

自殺を選択する“出来事”はなんだ?

 

いじめ?ブラック企業?ハラスメント?

 

という事についてよく言及される。

 

しかし

自殺志願者の話を聞いていると

必ず大きく傷ついた過去や

よくメディアで取り上げる

家族関係がおかしいわけでもない。

 

些細な事が原因だったり

理由もなく自殺したがる人も多い。

 

ここが大きな誤解なのだが

最初のまとめで書いたように

 

「辛い状況」と「死にたい状況」

は同じではないのに、同じだと思われている。

 

自殺というのは

“出来事”や“辛い状況”ではなく

“死にたい状況”がそうさせる。

 

例えば

 

一般的に比べたら

自殺した人よりも

壮絶に“辛い”経験がある人は

世の中にたくさんいる。

 

 

そういう人間の一部が

(もしくはそういう人間を知ってる人が)

 

「その程度で自殺とか甘えてる証拠だ」

 

という考えの人もいる。

 

しかし

 

そういった辛さの度合いや出来事は

自殺を選択する部分ではない。

 

選択肢があるかないかの方が

自殺を選択する上で遥かに重要な部分なのだ。

 

つまりどんだけ辛くても

他に“選択肢”を持ってる人は

自殺しなかったりする。

 

 

だから

退屈という理由でも自殺する人

“やり残した事がない”から自殺する人

 

そういう人間が確かに存在する。

 

 

もう少し先ほどの内容を

 

わかりやすくまとめると

 

出来事→辛い状況→自殺

 

という形が

自殺のプロセスだと思われているが

 


現状が嫌選択肢がない→自殺

[      死にたい状況       ]

 

という形が

自殺のプロセスとして正しいと考えられる。

 

 

だから

自殺について考える時

自殺を減らすアプローチとして

 

・自殺という選択肢に注目する

・出来事や辛い状況の原因を追求する

 


この2つに注目されがちだが


“死にたいという状況”を

変える方がアプローチとしては正しい。

 

100人以上の自殺志願者の声を

高校生の時から直接聞いてきた。

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